たとえば、”リフォーム会社”の営業1


バブル崩壊後の不景気時に。

昔、世間は結構なバブル崩壊で すごく不景気になっていた。特に不動産関係は、銀行の急な不良債権回収で そのあおりを受けて不動産物件の”ころがし”が止まった状態で 最終に物件を持った人たちは 不動産の急な値下がりと 貸付の代金回収で 多分、破産者がたくさん出たんじゃないかな~、

そんな状態でしたが。そんな時期に なぜかその前ごろから結構 景気がよかった”住宅リフォーム”の業界が 好景気だった。

1人で全部やる営業

リフォームといっても 飛び込み営業のリフォームで 最初ころはアポインター、クローザーともに 両方をひとりでやってた感じでしたが、とりあえず、個人住宅、一戸建てに飛び込みで訪問して その場で中に入れてもらって、そのまま話し込むって感じの営業で、初めていった家に3時間ぐらい中で話込むって感じでしたが。

営業ノウハウはほぼ、広告営業といって 住宅が建ってる位置が 角とか目立ってるところとか そんな一戸建てに訪問をかけて ”おたくさんは、目立つ立地条件なので 当社の新製品の展示をお願いしたい”って感じの話で。広告ということなので その分の広告料が出るので 新製品をかなり安価で施工できるっていう感じの話でしたが この話が結構よく出来てる。

昼間に一軒家に飛び込みで そんなに家の人も昼間はいないので ほぼ、その当時は夜訪問が主流でしたが・・・。

基本的には、昼間奥さんとかに 展示の話をして 夜、御主人がお帰りになったら じっくり二人で聞いてください って感じのアポイントを取っておいて 夜、再度訪問する。

そこで話をする内容が 今回の新製品の紹介と その商品代金の紹介 それを結果的には 半額ぐらいで施工できるって話で その金額提示と 安くなった時のギャップで契約するってことで。

ただ、金額が大きいので 約200万円ぐらいの金額だったと思うが 後日に”やっぱり、キャンセルしたい”って事もあるので バトンナップといって後日のキャンセル防止のために人間関係を作っておくっていうのが 鉄則で。

これを怠ると結構キャンセルが来る。

飛び込み営業が大変

そんな感じの営業でしたが、なかなか1日のうちの 夜訪問のアポイントも取れにくい感じで 1日1件取れればいいとこって感じで・・・。

取れない人は全然だめで 夜に再度飛び込みって感じの毎日で 特に土日は在宅率も高く 休みなしって感じの営業でしたが。

営業されてる人も いろんな人がいて 極端な話、70歳を越してる方なんかもいらっしゃってって感じで 暑い夏の日なんかは 大変で そりゃ、住宅地に炎天下のした 1日中いるわけですから もうまっくろになるって感じで また、人の出入りも激しく 入社日の午前中にいなくなるとかも ダラで・・・。

入っては出て 入って出てって感じで それでも人は残るもので 全国展開で会社は結構伸びてました。

すごいなって思いましたが・・・。昔の話ですが リフォーム会社は広告・モニター営業でした。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする