最近の”鶴橋の商店街”、ずいぶん綺麗になった。


鶴橋の喫茶店で働いていた。

何年もまえに、大阪の市内に生野区って所があって 割と在日の韓国人や朝鮮のひとたちがたくさん住む街、”鶴橋”っていう場所がある。当時、学校も近くだったので 鶴橋の駅前で少しの期間、それでも半年以上はいたと思うが、バイトをしていた。

内容は喫茶店のバーテン、ウエイター そんな内容でしたが。飲食のバイトは食事つきなので それでいて時給も 当時はまあまあで また、暇なときはめっちゃヒマなので 結構 楽なのです。それでバイトをしてたんですが、そのうち店に 当時、ポーカーゲームを置くということになって 店がオールナイト営業になった。

時給がよくなったので それでもいいと思って夜中に その店で働いていた。朝方になって モーニングのお客さんが来るので その準備に取り掛かる。当時のモーニングっていうのは メニューがコーヒーに、トーストにゆでタマゴといったメニューで これがなんと150円 めっちゃ安い。それで朝からお客さんで目一杯になる。

っていっても 20人もいないか まっ、そんな感じでしたが、時間が30分ぐらいのあいだに ドッと来店されるので めっちゃ忙しい。

鶴橋のキムチがおいしかった。

とりあえず、朝のモーニングの卵を仕入れに 向かいにある”鶴橋の公設市場”に行っていた。その頃の鶴橋の市場は、かめに入ったキムチでいっぱいって感じで しかも、韓国仕立てなので 辛さの気方が違う。

その頃の日本で作ったキムチは なぜか口に入れた瞬間から辛い。だけど、鶴橋のキムチは 口に入れた時はおいしく 少し時間がたってから辛みが来る。それも結構深みのある辛みで これが結構おいしい。

そんなキムチが 市場ではたくさんあった。見た目の市場も 古い感じの暗い感じの昔の市場で 綺麗といった感じではなかった。もちろん、市場なので仕入れに業者さんもきてるって感じでしたが。

やっぱ、鶴橋は韓国の方々がたくさん住んでいるので やっぱ近辺は焼肉屋さんが多い。その頃は多分 キムチも牛肉系も豚足とかも たくさんあって 焼き肉用の食材もたくさんあったんじゃないかと思うが。

にぎやかで綺麗になった鶴橋。

それが、何年か経って 様相が結構変わった。街がきれいになった。JRの駅があって 駅から市場に続く通りが 国際市場とかといって 服飾品や”ちじみ”屋さんとか 焼肉屋さんがあったが、これが 少し前の韓国ブームで綺麗になって 桃谷にもあるみたいだが コリアンタウンっていう感じで 韓国品はもちろん 服飾やファッション系 それにK-POP系の商品が多くなり 要するに韓国の芸能人の写真やグッズを売るお店とか、あとは”ちじみ屋さん”とか小売のキムチ屋さんなんかがわんさかとある。出店してる。

昔の食品市場は綺麗になって 昔のままの部分もあるが、それでも綺麗になった。

日曜日なんかは人がいっぱいって感じで すごくにぎやかになった。昔はそんなに人がいなかった。今は大にぎやかだ。

儲かってていいですが、これ幸いですが、でも このあたりは昔から”ぱちもん”っていって海外ブランドの市品が多く これがすべて偽物で 昔はそうでもなかったと思いますが 最近は 法も厳しくなって結構、警察もたまに入るそうで・・・、そういうことがなんとなく”鶴橋”っぽくっていい。人は多くなったが やっぱ、鶴橋っぽさものこっていて なかなかの場所です。

また、昔いってた喫茶店も 今はなく さびしい限りですが、相変わらず、鉄板で焼く 鉄板のうえで食べる”ちじみ”が最高においしい。いい感じの街です。


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