まだある、”教育産業”の営業5


午前中で会社が終わることも多々あった。

教育産業で すごく効率のいい仕事の状態の時があった。

今日は昼までって感じで 夕刻の就業時間まで仕事をしない。やっぱ、会社の方針で リストを延命させるためでしょうか。

いいリストは使う量を決めて 1日分の成果が午前中にでれば、昼から休みってことで。午前中にオーダーが、50本でれば、大体のネット率が計算できるので 1日の売り上げがわかる。3割として15本のネット その数に単価をかければ、1日の売り上げがわかる。

月間の売り上げもよめるってことで リストの量や使い方によって 会社が今後 この仕事で何年持つかかがわかる。自動的に 会社の利益や個人の利益の予想がつく。その金額が まあまあであれば、今日の仕事は昼までで 終わりって感じになります。

非常に効率がいい、ひどい時なんかは 1日5件とかに電話をして 2本のオーダーが上がると その市場はネット率が100%なので 売り上げが分かる。どんな業界にもあるでしょうが 大人の仕事のだいご味です。アルバイトで時給600円で働くのとはずいぶん違う、こういうことで仕事って言えるんでしょうかって感じの状態です。

このへんが実に大人社会です。こうなってくると上層部の方々は 今日はゴルフ、夜は打ち上げで飲み会ってことで さんざん楽できるでしょう。

でも、大概の大人社会って子供の時とは違って ずいぶん楽なものです。

事業形態が非常に簡単。

午前中に仕事が終わって っていう状態がいい時は 週2回ぐらいで1カ月ぐらい続くこともありましたが、本当 楽です。もうこうなってくると、営業ノウハウの確立と リストの仕入れ 後は人間管理 これを考える上層部、社長一人でこれぐらいはできますので まさにひとりでやってるってかんじで 社員さんは動けばいい感じで まさに何にも考えなくていい、考えるほうがダメって感じの 工場の流れ作業状態になってしまう。

考えた社長のおかげです、本当にありがたいって感じではあります。

安全ではあるが短命。

だけど、市場には無理をさせてる最終段階なので やっぱ、最後が来ることになりますが。案の定 それからずいぶんと立ちますが、業界は終焉を迎えって感じです。

このころの話は、結構面白い時代のはなしで 営業というよりは会社が 特に営業会社ってどういうことなのかっていう話になりますが、どこで始まって どこで終わるかっていうことですが、やっぱ無借金経営で 安全に会社を運営するためには そういうことなんでしょうか。

そういった営業会社っていうのは やっぱ、無理があって そう続くものではないってことなんでしょう。


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