琵琶湖の昔の話ですが・・・。
かれこれ、10年は経つんだろうか、バカバカ釣れた琵琶湖のオカッパリ時代、ボートなんか出さなくても おかっぱりで十分でしたが。昼間から、浮き草の際でヒット ボイルすればそこにルアーをうつと釣れる、葉っぱの上をカットテールを滑らすだけでバイトしてくる。
何をやっても釣れるって感じで。
それまでは大阪の野池で釣ってても なかなかって感じで ルアーを知ってる人が小さなルアーで 小バスを狙ってる、ついでにギルも釣れてくるって感じで 全然、釣りが分からない時に 琵琶湖は全盛期でした。
行けば釣れるって感じ、すごく遊ばしてくれる。ある夕方なんかは、オカッパリなのに立ち木の際にワームを落せば、底に着くまでにバイトしてくる、何回でもバイトしてくる。琵琶湖すごいって思ってました。
■琵琶湖湖畔
■琵琶湖の博物館
琵琶湖湖畔は最高の行楽場でした。
場所は”矢橋帰帆島公園”あたりから 草津、守山を通って琵琶湖大橋の界隈までの湖畔、適度に駐車場があって 車を止めてすぐ前が水辺で そこからポイって感じで すぐに連れてしまう。
駐車場の周りは結構芝生で 行楽が楽しめるって感じのスペースがたくさんあって トイレも完備、ボートも出せるし、1日遊べる。夏になればテントをはってキャンプもOKで すごく自由、湖ではボート、空にはゼロ戦みたいな飛行機を飛ばしてるし、今もそれはあるか、今ないのはあのころのバスの姿です。昔と違って全くいなくなったって感じ。
バスの駆除と住み着いてる草をすべて撤去って感じで 全く水草が無くなったって感じで、映えてきてもまた、処理する バス人とっては最悪の状態ですが・・・。
■この風景 ハスでいっぱい。
■烏丸半島のあたりです。この辺よかった。
博物館のあたりはバス天国でした。
特に烏丸半島の博物館から、木浜のあたりにかけて、梅雨時期から浮き草がバンバンはえて来て その草と草の間に”フリックシェイク”を落しこむとバスがすぐ反応、釣りが簡単で。こればっかりやってましたが、うち残しのないように 草の隙間があれば全部ワームを落してました。
ワッキーの小さなシンカーを5センチぐらい上につけてって感じで、そのリグがいいのか 一人でバンバン釣ってましたが・・・。
足元でも釣れるし、沖のほうの草の間でもヒット、ただ、その頃はスピニングなので草にバスがからむと 草ごとバスを岸まで持ってくる。そんで草を取りのどくとバスがって感じで、草ごと引っ張ってくるのが重い。
草の下にもバスがいて 草の上をルアーを滑らせてくると反応する、そこにルアーをもう一度落して ゆすってじらす、そうすっと草の下からいきなりバイト ”でた!”って感じで。
カットテールやダブルのカーリーテイルとかがよかったのかも それとベイトフィッシュとか、バスが草をわってトップでバイト、めっちゃ格好いい釣りができた。
■こんな葉っぱがたくさん浮いてる。この下にバスがいる。
バス関連事業者と漁業者の戦いです。
ベイトタックルでもその頃は、スピナベ全盛期です。浮き草の向こう側 結構遠投すると でっかいのがバンバン釣れた。浮き草の向こうにスピナベを遠投して 多分落ち際のブレードのヒラヒラに反応する感じで スピナベが落ちるとすぐにヒットって感じで それを太いラインをつけて硬めのロッド、ベイトタックルで引っこ抜く、これが蓮ちゃんで3回ぐらい来るって感じで それも3本とも50オーバー?って感じで そんな光景をよくみた。
琵琶湖博物館の界隈です、この辺バス釣りには天国でしたが、最高でした。琵琶湖大橋の手前の所、木浜の駐車場のあたりも 内湖じゃなしに琵琶湖の本湖に向かって遠投 遠投しなくってもつれたか。
秋口のよく釣れるシーズンとかには小バスもガンガン釣れました。そんな時期があった。今はその頃の場所は たまにって感じで 極端にいえば、まったく釣れなくなった。大体、琵琶湖のオカッパリが あまり面白くなくなった。
ボートで沖に出ないと バカバカ50オーバーが釣れるなんてことはない。いまだに沖はすごいと思いますが、それこそ深めの浮き草のシェードなんかは60オーバーがいるんじゃないかな~。
とりあえず、昔の琵琶湖に帰らないかな~って感じではありますが、琵琶湖という場所がバス釣りで 漁業より生産性が高まって バス関係の事業をやるほうが儲かるってことになれば、当然草は増え岸辺にまたバスは戻ってくる。
琵琶湖は鮎やフナとか、いろんなおいしい淡水魚でも有名で 漁業も大切なのは十分わかるので 伝統ですから、バスのリリースの禁止をやめろとかそんな身勝手なことも言えないしで、当分 漁業とブラックバスの関連業者の戦いかも~。
でも、急にさめた琵琶湖湖畔 少し寂しいかな~。
■夕方はほぼ時合いです。