堺はお茶です。
堺市と言えば、やっぱり包丁かなぁと思ったらそうじゃなくってお茶。よくよく考えると、堺は商人の街だ。その中でも千利休が有名である。
織田信長の時代には、火薬をたくさん売って儲けていた。いわゆる武器商人だ。
契約がまとまると、必ずと言っていいほど、お茶碗ていうか、お茶を飲むための、腕を利休は信長に渡していた。
それはお茶ぐらい作ります。て言うことでお茶を飲みに行ってみました。
大阪の路面電車は情緒がある。
最近は、天王寺から出ている阪堺線の路面電車が好きで、古い大阪の町並みを通り抜けて、浜寺公園まで走ってくれる。
途中で住吉大社さんとか帝塚山とか結構有名な場所がたくさんある。
その路面電車で、社会の神明町という所で降りると、すぐにこの喫茶店と言うか、茶房と言うかがある。
千利休の時代からなので、ずいぶん長くやっているんだろうが、中に入ると中庭が風情があって、それを見ながらお茶をする。
こんな広い場所にぽつんとあるので入りやすい。混雑するような街中にあるんじゃなくて、かなり面白い。
やっぱり抹茶でしょ。
メニューもたくさんあるが、最近はお茶するのも、あまりお金を使いたくないので、安めの抹茶、フロート?オーレ?をたのんで飲んでみる。
どうせお茶するなら、風情のある路面電車に乗って、こういった情緒の深い場所で、また歴史も感じられるような街で、気軽にお茶をしてみたいものだ。