とある”証券会社”の営業9




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豊田商事が出てきた。

この先物取引の会社っていうのが、一世を風靡した”社会問題”の根源だったのか? 

その頃にはやった金融系の犯罪。大きい所では”豊田商事”とかです。もともと、彼らっていうのは やっぱ、この先物相場の営業出で こういう営業の仕組みを知っていたんでしょうけど・・・、って話ですが。

その頃に回ってきたお客さんで やっぱ、豊田商事系の玉っていうのがあって 要するに注文が回ってくる。

それについては、会社でも要注意って事になってたみたいですが。豊田商事はお客さんから金を買ったことにして その金利保証でお金を預かってくる。

これがいわゆる錬金術となって、次から次とお金を集めて 初めは配当金だけを返金しながら 話に信憑性を持たせて どんどん、買い増しをしていく感じで 金額も増えていく。

その頃に 現実的に金相場でお金を増やして 帳尻を合わせようとして 豊田商事自体が相場をはる。多分、商社として取引所には加盟できないので 加盟している会社を通して”金相場”を張るんでしょうけど。

やっぱり、相場っていうものを知ってるんでしょう。で 実際、小額のお金で儲かるってことも知ってるんでしょうけど、この辺の話が面白い。

結局は勝てないってことで 大損するわけですけど、そんな内容を知ってるものと まともに対応できないのでって事もあるし また、たちが悪いってことで付き合いはしないようにしてるんでしょうけど・・・。

プロがやっても先物は損する。

なぜか、先物の営業に関与してる人って 自分でも相場をやって見たくなるみたいで、結局破綻してしまう。まともに相場をやっても 見えないっていのが現状でしょう。

よほどの人間でないと見えないとは思いますが、豊田商事もその一つで 多分 相場がはれても失敗したんじゃないでしょうか。

それ以前に商法が問題になっていましたが・・・。

投資目的の商売が横行した時代

でも、先物の営業とかをやってれば、気がつく商法でしょうが、実際 金を先物で買ったとしても証拠金がいするわけですから 現物を買うわけではないし、値段が上がれば儲かるだけの やっぱ、投資目的のツールです。

このバブル前の時期って この投資目的の話がずいぶんと人気で、よくいわれるのは ”そんなに儲かるなら 自分でやればいいじゃないですか?”みたいなことで 営業はそのへん、証券って自分ではやってはいけないことになってるんですとか・・・、言い訳しますが。

本当に儲かるものなら 多分自分でやってます。

先物の営業でも自分でやって失敗するわけですから そのへんは非常に難しい事なんでしょう。でも、儲け話で 金が利用できるとか、断言トークをどこまで信用させるかってことで 誰か政治家さんとか 芸能人とか 警察系の官僚とかの名前を借りて 信用させることができれば、多分に話は前に進んで お金は集まるってことでしょう。

昔の人の商売には それが多かった。今でも”籠池さん”みたいな人が出てきますが、昔はああいうのが商売だと思ってた人が 非常に多かった。”籠池さん”は昔はあれでよかったが 今は通用しない、そこんとこ いまだにできると思ってるタイプです。

そんなわけで 結構、投資がはやった時代ですから 豊田商事なんかは考えつく商売なんでしょう。

今は情報過多なので無理か?

今の時代はネットとかパソコンのおかげで 非常に明確な時代になったので ログも残るし 記録が残ることでリスクも非常に回避できる。

FXのように、たとえば先物相場があったとしても 追い証拠金がかからないように 自動的に損切りできる仕組みもある。

それ以上に、情報が早いのでっていうか リアルタイムで価格が確認できるので、スピードがあれば利益もあげられる時代です。

昔はそういうものが一切なく 専門家っていわれる人だけが 確認できたデータですが、今はオープンになってるので 素人だろうがプロだろうが一緒です。

本当、平等でいい時代になった、人任せの時代でもなくなったし 伝達も早くなったので まず、豊田商事のような会社は生まれないんでしょう。

でも、その頃の豊田商事系の営業マンは営業として超売れっ子でしたが。

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