昔かたぎの人が多い。
リフォームの営業が流行り出したころは、やっぱバブル崩壊で 不景気だったせいか 営業をやってる人たちの生活も 非常に荒れてた感じではあった。
昨日、海外から帰った人とか、商売で借金してる人 会社が倒産したとか 離婚したとか、そんな感じで事情もちんの方々がたくさん。有能なのかどうかなんてわからない。
確かに古い時代の人たちがその頃は多かったので しぶとくっていうか根性があるというか 気合が入ってる 従順とか そんな気質の人が基本で でも、日銭をもらっていなくなるっていう人もたくさんですが。
ただ、もう一度頑張って何かをやろうっていう感じの人がほとんどで しかも、高級目当てで 実際に給料が何百万ってかんじでしたから、会社のいってることに嘘はなかったですが・・・。

生活が非常にみだれがち。
1日は、昼ごろからスタートなので 夜、12時ぐらいに仕事が終わって その後、お酒を飲みに行く。女性がいるお店に行って”べろんべろん”になって 夜、寝たことも気がつかないって感じで ねぐらは会社の寮って感じで、自宅には帰らない。
ある日は朝まで麻雀で、昼間も暇なときは雀荘で麻雀、今日は昼間っから スーパー銭湯でずっと遊んでる。日曜土曜は1日競馬、200万ぐらいの給与も すぐなくなって サラ金から借金で その取り立ても会社に来る。
みんなで麻雀をするのはいいが、きっちり掛け金を徴収するので 給料日になるといなくなる人もいたりして すごく荒れてましたが。とりあえず、家に帰らないってことは、一般的な生活者にはちょっとって感じの毎日ですが・・・。
よいごしの金は持たない。
このへんのライフスタイルは 古い営業マンのスタイルで ”よいごしの金はもたない”って感じのスタイルです。
この教え方は、お金を持ってると余裕ができて営業に身が入らない。特に営業という仕事は お金をもらいに行く仕事、お金のやり取りをする仕事で いわば、資本主義のお金の取り合いの渦中の人間で そういう意味では戦争状態なので 少しでも”おもいやり”とか”人情”的なものがあると 結構考え方の妨げになる、
お金がなくってハングリーだと そんなことも忘れて とりあえず数字をあげること お金を集めることに集中できる。そういった意味で 給料をもらったらすぐに使ってしまって とりあえずは仕事をおぼえることなので 余裕を持たないこと。
その結果といったらおかしな話だけど、お金の使い方が荒くなってしまう。どんだけもらっても借金してしまう、っていうぐらいいってしまう、これってわかります。
ただ、普通の家族とか家庭の人には少し 理解しずらい いえば、”生活破綻者”です。営業は行き過ぎると そうなってしまう。
女、酒、バクチです。
今はわからないが その頃は、リフォーム会社にはそんな人が多くいて、お金をもらったら、やっぱ女、酒、バクチ こんな感じで バンバンお金を使います。そのような店の人には乗客ですが、ストレスを発散してるって所もあるんだとは思いますが。
また、営業のできる人ほど お金の使い方が荒い。このやり方が身にしみてしまうと 人間的にちょっと難しい部分ができてしまう。それは、必要以上にお金を持とうとしなくなる。
仕事が成功すれば 異常にお金が手に入りますが、そうでないと大金が持てなくなりそうな気がする。
コツコツためようという気がないし、必要以上に持とうとしないので っていうか計画性が無いというか そのへんが大変な人たちの集まりです。
その人間模様もまた、面白いのですが・・・。