「長良川立春朝搾り」

各務原市蘇原伊吹町二の小町酒造では、「長良川立春朝搾り」を造った。

おいしい日本酒で春の始まりを祝ってもらおうと、各務原市蘇原伊吹町二の小町酒造では立春の日の四日、早朝に搾った「長良川立春朝搾り」を造った。できればその日のうちに消費者に届くよう、二千百本(七百二十ミリリットル入り)を出荷した。全国の蔵元や酒販店でつくる日本名門酒会(東京都)が十九年前、始めた全国一斉イベントの一環。小町酒造は二〇〇九年から参加している。四日午前零時から、蔵のタンクにある、もろみを搾り始め、次々と生原酒を瓶詰めをした。地元の酒販店の店主ら約三十人が「立春朝搾り」や「長良川」と印刷されたラベルを瓶の一本、一本に丁寧に貼った。その後、近くの加佐美神社で宮司からおはらいを受け、出荷された。小町酒造の杜氏(とうじ)金武直歩(なおふみ)さん(45)は「今年は年明けの低温もあって発酵が順調に進み、フレッシュな味わいと上品な香りに仕上がった」と話した。

※岐阜



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