榮川立春朝搾り出荷

立春の朝に搾って、その日のうちに希望者に届ける純米吟醸生原酒「榮川立春朝搾り」は4日、磐梯町の榮川酒造磐梯蔵から出荷された。酒販店などでつくる日本名門酒会福島支部と協力し、毎年実施している。今年は昨年より200本多い1万7500本を用意した。榮川酒造の北堀孝男社長をはじめ従業員と同支部の会員ら約30人が瓶にラベルを貼り、えとのトリの形をした縁起物の根付(ねつけ)を添えて箱詰めした。出荷前には近くの神社でおはらいして清めた。立春朝搾りは、会津産の酒造好適米「美山錦」と「うつくしま煌(きらめき)酵母」を使用した。宮森優治取締役は「フルーティーさとフレッシュさが調和し、上質な仕上がり。今年一年の幸せを願いながら飲んでほしい」と話していた。

福島県



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