とある”証券会社”の営業8


先物取引は怖い。

とある証券会社は、先物取引で営業がすごく厳しかった。なんしか先物相場ですから、そりゃ怖いです。

現実的にも証拠金で しかも営業はお金をたくさん集めないといけないので 次から次と 買い増しをかける。

挙句の果てに 損してしまう。1週間で1000万ぐらい損する仕組み、そりゃ怖かったです。

おかげで年々、会社も減りつつあったみたいですが、今はどうか知りませんが 営業の電話を無視する限り 大丈夫か、または、弁護士さんに相談して処理してもらうってことで。

とりあえず、断言トークです。

でも、営業トークは究極で いつものように オーダーをあげて客先に行くと 契約した覚えはないってことで ここからキャン止めが始まる。これが、上司になると毎日のように客先に行ってはキャン止めで。

お客さんが納得するのは 得すればいい訳ですから しかも短期で、それを約束するしかない。営業上 断言トークは御法度ですが対面の場合 テープでも取らない限り いったいわないですから・・・、今はスマホでポイと録音されてしまいますが。

とりあえず、断言します、”絶対に儲かります。”ってことで。それで1週間でいいのでお金を容姿してくださいって感じです、サラ金で借金してもかまいませんので・・・、間違いないです連呼ですか。

とりあえずは、需給バランスの証明と いわゆる、アメリカの五大湖が凍結したとか 今日のニューヨーク外電とか そんな資料で説明はしますは まっ、この辺の信憑性もあるにはあるが、それにしても 間違いありませんです。

当時は世間では結構 流行ってたんじゃないですか?

それで信用して頂いて 書面上の契約書を頂いてくる。後は集金日を決めて その日に再訪問して集金すればOK。

で この時の鉄則が集金ができるまで、現金が手に乗るまで 酒は飲まないってことで 飲むとキャンセルになるっていうのを守って その日は祝杯的なものはタブーです。

これは営業の鉄則ってことで・・・。

買い増しをわかってて断言する。

また、この時の状況が大変で・・・、要は集金しても また、次に買い増しのなにか理由をつけて 金額を要求する。この事がわかってて 断言トークって ちょっと精神的にきつい。

上司は たかだかマネーゲームなので とか 自分の懐具合と お客さんのものとを一緒にしてはだめだ、持ってる人は持ってるっていいますが、ひっかけ方が尋常じゃないですけど・・・。

ってことで ストレスになる、お酒も飲みたくなるっていう仕事が営業です。少し大変ですけど この仕事に付随して仕事をして 給与をもらってる人もいるので その人たちのためにってこともあって 会社の人たちもそれはわかってくれてるので 結構、営業には気を使ってくれる。

営業が仕事を取ってくるので 給与がもらえるってことで そこだけがなんとなく救いなのかもしれない、そんな感じですが どうでしょう。 


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