とある”証券会社”の営業6


営業の訓練が厳しい。

営業形態はやっぱ、対面営業です。営業に出る前には、上司に訓練を受ける。常識ですが、これが結構厳しい。それこそ 新聞紙を丸めた棒で頭をたたかれながらってことで でも、基本は教えてくれる。やっぱ、営業は5感に訴える・・・です。お客さんの横に座って 特に目・耳に訴える。

そのために別でノートを用意しておいて ノートに書きながら説明する。どうせならひっつくぐらいにお客さんに接近して 説明をする。参考書類も持ってるがが できれば、ノートだけで説明する感じで・・・。

先物の場合の説明は、日経新聞に載ってる毎日の商品市場の値段、先物は何月限りって言って 先の値段の上げ下げで 取引単位で1枚いくらって感じで その金額の証拠金でっていうか いえば、最低の保証金で取引ができる。

でっ、10円あがれば いくらの儲けって説明をする。先物は ほぼ、商社筋の主に穀物類の原料なので 需給バランスで値段が相当左右される。

そのサビキを取るってことで、いえば、安く買って高く売るってことで、株式とほぼ一緒ですが。ただ、追い証拠金がかかる。これが怖いだけですが・・・。

そんな説明を できれば、ノートと声で お客さんに説明する。それを上司に何回もシュミレーションして 質問されて 注意されて覚えていく。

でも、最初はファイルがあるので 話の順番にファイルを作っておけば 順番も忘れることなく説明が 結構簡単にできる。

営業ノウハウの流れで

この時の説明の順番に 多少の営業も順番ノウハウを入れていく。AIDOMA話法で それを説明していく。

興味を引くことを言って、その内容を説明し、いくらぐらいのメリットがあるのか、どうなれば そのメリットを得られるのか、会社の信用。今だけがおいしいこととか 自分の信用をアピールして 営業ノウハウにのっとって話していく。

ただ、先物の場合は ”下駄預け”なので 最後にそういう状況になれば 確実に値段は上がるが まずは年に何回かの事なので あり得ない話ですってことで もしだけどあったら連絡だけはさせてもらいますってことで 人間関係を作って ゲタを預けてひいてくる。

この辺の信憑性と 人間関係の作り方で数字が変わってくる。

クレームが多かった。

それで、翌朝一番に”暴騰”です。一連の新規営業の流れですが、よく出来てる。このゲタ預けっていうのが 格好いいっていうか いいじゃないですか?対面なので やっぱ、面識をもたいないといけないので もし、お客さんに何かあったらって感じですが・・・。そのへんは微妙なところですが。昔の事なので・・・。

この農水省の営業も大変で いくら生産者のヘッジって言っても ここまでやるって感じの 投機家に対する仕打ち、考えものです。昔のことですが、営業がいきすぎて国会で審議になったくらいですから、特に時の総理 宮沢さんとかとの オーナーとの議論で、国民生活センター等のクレームが多いってことで 特に農水省の看板でって 議論が、白熱。

オーナーは、営業はまじめに真剣にやってる、嘘偽りはないっていうし、総理はクレームが多すぎるっていうしってことで もめてたような そんなことも聴いてましたが、営業形態はいいですが どうでしょう。


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