とある”証券会社”の営業1


会社は北浜にあった。

場所は大阪の北浜界隈ですが、時代は”バブル”以前の話で 今考えればいい時代で 銀行金利が5%の時代です。いわゆる”金利生活”が可能な時代です。

1億円あれば、年利が500万円。十分1年間の生活ができるいい時代でした。本当にいいですね、でも年代的には若いので 社会人のイロハも知らない頃ですから その時代の株式が めっちゃ上がって 株式景気にわいてたなんて思わない時代ですから、昔のひとで頭のいい人たちにとっては 素晴らしい時代だったのではないか?そんな時代に 金利政策のたんびに株式が高騰し、あっという間に2倍です。

ちなみに株式っていうのは 日本のように経済大国、資本主義社会では、経済活動が続くかぎり株式は長い目でみれば、上昇傾向にあるといわれてますが。

ですから、できれば、低い所でかっておけば必ずあがるっていう代物です。

昔の時代に株でお金を増やして 銀行に預けて 夢の金利生活です。

こんなところが頭のいい人のライフスタイルではないでしょうか?

商品先物取引です。

そんな時代に 証券といっても”先物取引”ですが、”あずき”や”大豆”ですが。当時はメインとしては”砂糖”でしたが。”大豆”もありましたけども・・・。この”砂糖”がキロ当たり 200円ぐらいなのかな~。

それを、商品先物取引といって 取引所で商社が売り買いをする市場に 個人が入っていく、個人名義では取引できないので 商品の先物取引の扱う会社が 代表して 自分ところの名義でお客さんに代わって まとめ買いをする?そんな感じの取引ですが・・・。

世の中、ヘッジファンドのように値段のつくものはほぼ、証券になるので まっ、そんな感じですが。大義では、農水省の生産者の保護で 先の金額をヘッジして 生産者が半年後に先にいくらで売れるという 取引をしておくことで 将来、値崩れしないように 生産者保護のために取引所がある。管轄は農水省で・・・。それが大義名分ですが・・・。

生産者保護が大義です。

この生産者保護のお金を どういうわけか 個人営業をして 個人に負担させるってことですか?そんな感じです。

ですから、負けるときは負ける、勝つときは勝つ。大昔の米相場のように 大勝ちして 大負けする、結局そういうパターンだと思いますが。絶対に損をするバクチ、投資って仕組みにしか思えませんが。

いわゆる、競馬・競輪・競艇とあまり変わらない 日本の負の遺産のような気がしますが、これがまた、政府のお偉方とかの利権がらみで なかなか、なくならない。いえば、パチンコみたいなもんのですが。

ただ、この先物相場の個人勧誘の営業がある。昔のアナログ営業ですが、これがまた なんとなく人間味があって面白い。

そんな会社の営業ですが・・・。


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