たとえば、”リフォーム会社”の営業10


昔かたぎの人が多い。

リフォームの営業が流行り出したころは、やっぱバブル崩壊で 不景気だったせいか 営業をやってる人たちの生活も 非常に荒れてた感じではあった。

昨日、海外から帰った人とか、商売で借金してる人 会社が倒産したとか 離婚したとか、そんな感じで事情もちんの方々がたくさん。有能なのかどうかなんてわからない。

確かに古い時代の人たちがその頃は多かったので しぶとくっていうか根性があるというか 気合が入ってる 従順とか そんな気質の人が基本で でも、日銭をもらっていなくなるっていう人もたくさんですが。

ただ、もう一度頑張って何かをやろうっていう感じの人がほとんどで しかも、高級目当てで 実際に給料が何百万ってかんじでしたから、会社のいってることに嘘はなかったですが・・・。

生活が非常にみだれがち。

1日は、昼ごろからスタートなので 夜、12時ぐらいに仕事が終わって その後、お酒を飲みに行く。女性がいるお店に行って”べろんべろん”になって 夜、寝たことも気がつかないって感じで ねぐらは会社の寮って感じで、自宅には帰らない。

ある日は朝まで麻雀で、昼間も暇なときは雀荘で麻雀、今日は昼間っから スーパー銭湯でずっと遊んでる。日曜土曜は1日競馬、200万ぐらいの給与も すぐなくなって サラ金から借金で その取り立ても会社に来る。

みんなで麻雀をするのはいいが、きっちり掛け金を徴収するので 給料日になるといなくなる人もいたりして すごく荒れてましたが。とりあえず、家に帰らないってことは、一般的な生活者にはちょっとって感じの毎日ですが・・・。

よいごしの金は持たない。

このへんのライフスタイルは 古い営業マンのスタイルで ”よいごしの金はもたない”って感じのスタイルです。

この教え方は、お金を持ってると余裕ができて営業に身が入らない。特に営業という仕事は お金をもらいに行く仕事、お金のやり取りをする仕事で いわば、資本主義のお金の取り合いの渦中の人間で そういう意味では戦争状態なので 少しでも”おもいやり”とか”人情”的なものがあると 結構考え方の妨げになる、

お金がなくってハングリーだと そんなことも忘れて とりあえず数字をあげること お金を集めることに集中できる。そういった意味で 給料をもらったらすぐに使ってしまって とりあえずは仕事をおぼえることなので 余裕を持たないこと。

その結果といったらおかしな話だけど、お金の使い方が荒くなってしまう。どんだけもらっても借金してしまう、っていうぐらいいってしまう、これってわかります。

ただ、普通の家族とか家庭の人には少し 理解しずらい いえば、”生活破綻者”です。営業は行き過ぎると そうなってしまう。

女、酒、バクチです。

今はわからないが その頃は、リフォーム会社にはそんな人が多くいて、お金をもらったら、やっぱ女、酒、バクチ こんな感じで バンバンお金を使います。そのような店の人には乗客ですが、ストレスを発散してるって所もあるんだとは思いますが。

また、営業のできる人ほど お金の使い方が荒い。このやり方が身にしみてしまうと 人間的にちょっと難しい部分ができてしまう。それは、必要以上にお金を持とうとしなくなる。

仕事が成功すれば 異常にお金が手に入りますが、そうでないと大金が持てなくなりそうな気がする。

コツコツためようという気がないし、必要以上に持とうとしないので っていうか計画性が無いというか そのへんが大変な人たちの集まりです。

その人間模様もまた、面白いのですが・・・。


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